芸妓帯・京の伝統を引き継ぐ幅広の長尺、正絹両面全通の贅沢な袋帯
「帯」京都・祇園・芸妓使用の最上級(尺ニしゃくに)の正絹両面全通の西地織の袋帯を出品します。
柄は大胆な漆黒に金糸金箔で牡丹に蝶です。
良いものなので何度も着用したと推察できるほど胴に巻く位置の半折部に擦れと退色も見られますが、一流の尺ニの長物の帯です。
尺ニ(しゃくに)とは裾引き(お引きずり)の大きな着物にバランスで負けないように幅も広くボリュームもたっぷりある幅広の贅沢な帯のことです。
和裁では普通の物差しより1.25倍の長さになる鯨尺を使い、それでいうと普通の帯生地より幅の広い45.4センチ巾の帯地を両面に使って帯芯を入れその両脇を折り込み両端を縫って作ると一般の袋帯より幅が広い帯に仕上がります。
今回出品する帯は通常より広い幅33.5cm 長さも一般的な袋帯より長い4m50cm近くもある両面全通の袋帯です。
普通の帯は幅が(八寸の帯)30センチを基本としますから32センチ以上ある尺ニのものはまず一般的な流通には乗らないものです。
それがこの帯は仕上げ幅が33.5cmもあることから機織りの段階から特別に織ったものと推察されます。
また帯によくある界切りの線もないことから完全に一点もののオーダーメイドで帯全部に模様を出すことによってその一流の逸品を製作した贅沢なものでしょう。
両面が帯なのでそれまでの使っていた面より裏側は発色も綺麗で往年の迫力と豪華さを保っています。
(両面とも表とも言えます)
両脇の折り込みの縫い部分で擦れによる糸の切れかけのところもありますが大きな傷もなく豪華で押しのある帯となっています。
(着用のイメージ画は合成です。実際のものと違う部分もあるかもしれません)
この機会に正絹の両面全通の尺ニの長尺の京都祇園の芸妓さんが実際に着用していた他にはない迫力と豪華な牡丹と蝶文様の帯をコレクションに、装飾に、着用に、プレゼントにいかがでしょう。
(素人見立てですので神経質な方はご遠慮ください。また海外対応もしておりませんのでご了承願います)
どうぞよろしくお願いします。