オンキヨーの「D-112ELTD」です。ハイレゾ対応のブックシェルフ型スピーカー。
以下の整備を施しています。
・ バスレフダクトの改修
・ 吸音材の変更
・ ワッシャー&ナットの交換
バスレフダクトを調整し、低音域の下限をさらに下げています(写真9枚目)。共振周波数は76Hz付近。
キャビネット内の吸音材として使われているオープンセルフォームをすべて撤去し、吸音用ウレタンフォームに張り替えています。(写真5枚目右下)
バインディングポスト固定用のナットを真鍮無垢製に、ワッシャーを銅製に変更しています。
また、各ドライバーの固定用ネジのワッシャーも新しいものに交換しています。ツイーターは樹脂製からステンレス製に変更しています。
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キャビネット外観は、底面を除き傷がほぼ無く、かなり綺麗な状態の部類です。
前面ネットにも穴や剥がれはありません。
ケーブル、取説を含む付属品一式が同梱されます。メーカー純正の梱包箱に入れての発送となります。
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キャップレスの椀型ウーファーと、独自構造のリングツイーターを搭載した、シリーズを象徴する小型2ウェイシステム。ブラックと天然木突板仕上げのツートンに、真っ白の振動板が映えるスピーカーです。
ヒットモデル「D-112E」がリチューンされ、特別仕様となったものです。「D-112E」との大きな違いは下部の矩形ダクトで、大型化されています。
内蔵ネットワークはオールフィルムコンデンサ。HPFにWIMA製を採用しています。
音はファブリックコーンの柔らかい中音と、リングツイーターの伸びる高音が特徴。
整備では、信号回路を調整せず、それ以外の部分で音を整理しています。
このスピーカーの再生周波数の下限は公称50Hzですが、実用は70Hzあたりまでで、低い音はあまり聞こえてきません。
本品ではバスレフダクトの内部形状を調整し、共鳴特性を55Hz程度まで押し下げています。
そのほか、劣化が進んだ吸音材の見直しと同時に、ダクトから発する中高音を抑制して定位感を改善しています。
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主な定格
・ 2ウェイ2スピーカー/バスレフ式/防磁設計
・ 寸法:W162 x H263 x D243mm
・ 重量:5kg
・ インピーダンス:4Ω
・ 定格周波数範囲:50Hz~100kHz