※製作日数10-12日お許し下さい(前後する事あり)。
※織の性質上、若干の凹凸箇所がございます。
※裁断箇所により、織柄の出方や位置がお写真とは若干異なる事がございます。
※織物は経糸と緯糸が組み合わさり柄を織り出す立体構造物です(刺繍作品ではございません)。光量・光の種類・柄を眺める角度等の条件により、柄や色の見え方に変化が生じます。
【作品詳細】
表表紙
美術名画織物(化繊) 葛飾北斎「夏の富嶽」(推測)
裏表紙
桐生袴織物(化繊)
比較的丈夫で色褪せし難く美しい織柄を末永くお楽しみ頂けます。織物(繊維)は摩擦や引っかけに繊細な素材です。御朱印帳袋等を使用して御朱印帳を保護する事で、本作品をより美しい状態で保つ事が可能です。
本文
12山
片面24p
両面48p
※表紙の面を除く
和紙加工職人さん厳選拘りの奉書紙です。滲みに難く乾きやすい、書き手に書きやすく墨滑りの良い2枚貼り合わせの蛇腹奉書紙を使用。
サイズmm
約263x183x18
※製造過程で発生するパルプ繊維や木くず、黒点(夾雑物)は、和紙製品の特性の一部です。奉書紙は全ページ検品しております。夾雑物は無理に取り除くと、穴、傷、破れ、凹凸等の原因となりますのでご注意下さい。上記を和紙の特徴としてご理解下さい。
【織柄】
本作品は、葛飾北斎によるとされる非常に珍しい構図の「富士山図」をもとに、約60年前に織物図案として起こされた意匠を、現代において再製織し、見開き御朱印帳として仕立てたものです。同時による記録には『夏の富嶽』と記されており、夕映えの空と緑の丘陵、堂々とそびえる富士の姿が印象的な構図から、その名称が与えられたものと考えます。
織りによる表現はきわめて精緻で、空や山、水面の濃淡を繊細に表現しながら、北斎の自然観や筆致の勢いを布の上に見事に再現しています。糸の重なりによって生まれる立体感や色彩の深みは、視覚芸術としての浮世絵と、日本の織物文化が融合した成果と捉える事が出来ます。
裏表紙には、伝統ある桐生織の袴地を用いました。袴地に用いられた縞模様は、古くから武士階級や礼装に用いられた伝統意匠であり、規律や節度、格式を象徴するとされています。特に紺色とゴールドの配色は、静謐さと気品を兼ね備え、表の華やかさと美しく対比しつつ、作品全体に格調高い佇まいを添えています。