(L176)
アーム駆動メカニクスメンテ等を一式行い動作良好のテクニクス SL-7。使用した形跡が乏しく新古品と言っても良いレアな極美品です。
もと箱に入れお送りします。
T4PカートリッジはテクニクスEPC-P202Cに,ボロンカンチレバー+楕円針EPS-22ES。
ボロンカンチレバーは非常に折損しやすいため完品は少なく,澄んだキレのある音はこの針ならでは。
アクリルカバーには発売時のフィル厶付で傷は見あたりません。
アッパーキャビネット上面・側面やエッジにも傷なく清拭。
蓋裏や接続部,底板内外に埃貯留皆無。
底板表裏面にも汚れや目立つ傷なく清拭。
蓋ロック機構には破損なし。
スイッチカバーは綺麗で研磨不要。
プラッター側面に錆なく綺麗で清拭。
4個のインシュレーターに亀裂や撓みなく,安定性良好。直出しケーブル類は靭やかでRCA端子部も新品同様ですべて清拭。
以上と頑固に固着し正常化しないアーム駆動モーターから,使用は極短時間で大部分もと箱内で保管されていたものと推察しました。
入手時アーム挙動不良で,アームコントロール基板とトーンアーム交換。さらにメイン基板のマイコンIC 301も交換。
最終的にアーム駆動モーターを3個目のものに交換し機能は正常化。
整備後ランニングテストをLPとEP盤にてリピートモードでじゅうぶん行いました。
付属品や取説が揃いすぐに使えます。
以下は具体的整備内容:
・内外清拭
・SWカバー清拭
・ケーブル清拭し電源コードの糊を除去
・底板内外清拭
・蓋前面のテープ跡をリムーバーで除去
・トーンアーム駆動部整備
― ギヤとプリー,レールの古いグリス除去後グリスアップ
― 駆動ゴムベルトを新品角ベルトに交換
― レコードクランパーベアリングにグリス補給
― アームコントロール基板交換
― トーンアーム交換
― アーム駆動モーター交換
・始点調整
・針圧調整 1.250g
・アームリフターに注油
・プラッター側面清拭
・スピンドルに注油
・インシュレーター清拭 ラバー保護剤塗布
・IC 301交換
「オーディオの軌跡」より
Technics SL-7 ¥70,000(1981年頃)
定格
電源 AC100V 50Hz/60Hz DC12V
消費電力 16W
外形寸法 幅315x高さ88x奥行315mm
重量 6.6kg