SEIKOソノーラ電池式トランジスタカレンダー付柱時計です。
サイズは約42.5x26x9cm程度です。
アンティーク柱時計は欲しいが、度々ゼンマイを巻くのが億劫と言うズボラな店主にぴったりなのです。
駆動は電池で電磁石により動き、モーターでハンマーを動かしボンボンを打ちます。
時を刻むのは、電磁石で振子が振れることによりギアをひとコマづつ進めます。
カレンダーはゼンマイ時代の機構そのままを流用しており、夜中にくるっと日付と曜日を切替ます。
カレンダーは24H制で動きます。
長針を1時過ぎまで回してカレンダーが動けばAMです。最初のみampm設定をお願い致します。
ガジェットとしては非常に面白いのですが、トランジスタの寿命で現在稼働可能な個体は限られています。
その意味では時計として機能するのは希少で貴重な1台です。
バッドポイント
①電池ケース蓋等、金属パーツが電位差(貴卑差異)による腐食が見られます。
これは例えばアルミをステンレスネジで留めると言う化学的な設計までは気を配っていない当時の時代背景が原因でした。
長年の経過で金属のイオンが取られ、腐食するという現代では当たり前の常識なのですが。
②振子窓のガラスが欠品していましたので、より透明度の高いものに交換しています。船舶ワイパーガラスと同等品です。
ソノーラは垂直性が命です。
振子の先が下部の目印の先端と合えば、垂直も水平も取れている証拠です。
2本のネジで壁または柱を押して垂直にする感じです。振子が左右の電磁石に触らずにスムーズ動けばOKです。
接触していると直ぐ止まります。
調整の良否結果が分かり易いです。