注意:下单成功一律不能取消!
※稼働品ですが、動作時間は計測していません
■キズ汚れ程度
風防:中
裏蓋:小
ベゼル:小
ベルト:新品社外品
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ラドーと「シンプロン」という名前
■ RADO(ラドー)の当時の立ち位置
ラドーは1917年創業(スイス・シュラン)
1950〜60年代は
**「防水性・耐久性・実用性」**を強みとするメーカー
のちのグリーンホース(Golden Horse / Green Horse)やキャプテン・クックへと続く“タフ系ラドー”の前段階
■ 「Simplon(シンプロン)」の由来
シンプロン峠(Simplon Pass)
→ スイスとイタリアを結ぶアルプスの重要ルート
時計業界では
**「堅牢・信頼・スイスらしさ」**を連想させる名称
当時のラドーが好んで使った
地名由来のネーミングのひとつ
製造時期と位置づけ
製造年代:1950年代後半〜1960年代前半
ラドーのラインナップでは
上:グリーンホース系(耐水・耐久重視)
中:シンプロン
下:ノンネーム系シンプルモデル
実用本位のミドルクラス機械式時計
当時のラドーはまだ「高級ブランド」ではなく、
👉 **“丈夫で信頼できるスイス時計”**という評価を確立していく段階でした。
ムーブメントの特徴
シンプロンには主に:
手巻きムーブメント
ETA / AS(A. Schild)系ベースのラドー調整機
17石前後が中心
といった、堅実で修理性の高い構成が採用されています。
✔ 高級志向ではない
✔ だが精度・耐久性は十分
→ まさに“日常使いのスイス時計”
デザインの特徴
ラドー・シンプロンは非常に50〜60年代らしい意匠を持っています。
ドーフィン針 or ペンシル針
アップライトのRADOロゴ
シンプルなバーインデックス
ケース径:約34〜35mm前後
ノンデイト or 日付付き両方あり
装飾は控えめですが、
✔ ケース仕上げ
✔ 文字盤の質感
にスイス製らしい品の良さが感じられます。
グリーンホース以前の「ラドーらしさ」
重要なのはここ👇
シンプロンは、
後のラドー名作(グリーンホース・キャプテン クック)につながる
“耐久志向ラドー”の土台となったシリーズ
防水構造への意識
実用性重視
無駄を省いた設計思想
これらはすべて、
1960年代後半以降のラドーの個性へと発展していきます。
現代での評価
派手さはないが
「通好みのヴィンテージ・ラドー」
グリーンホースほど高騰していない
しかし
✔ ケース品質
✔ ムーブメントの信頼性
✔ ブランド史的価値
が評価され、静かに人気が上昇中
特に
オリジナル文字盤
未研磨ケース
の個体は、コレクターから好まれます。
まとめ
ラドー シンプロンは:
1950〜60年代のラドーを代表する実用機
スイス地名由来の堅実モデル
グリーンホース以前の“素のラドー”
派手さより信頼性を重視した良心的時計