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[ 製品番号 ] 31-100104_a2
[ サイズ ] 42×59.4cm
[ 材質 ] フォトマット紙0.25mm厚
[ フレーム ] なし/ポスターのみ
[ 発送方法 ] ゆうぱっく
[ 他の作品 ] 検索⇒ rossografico 歌川芳藤
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◆物語を編み上げる、緻密なコマ割り◆
それぞれのコマが独立した短編小説のように機能しつつ、全体として一つの大きな物語を構成しています。狐が人間に化け、最後には正体が露呈するまでのドラマが、芳藤独自のテンポの良いレイアウトによって活き活きと描かれています。このコマで物語を伝える手法は、現代のマンガ文化の直系のご先祖様と言えるでしょう。
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【アーティスト】
歌川芳藤(うたがわ よしふじ、1828年〈文政11年〉? 1887年〈明治20年〉)
幕末から明治時代にかけて活躍した浮世絵師で、特に「おもちゃ絵」と呼ばれる子ども向けの版画で名を馳せました。師は歌川芳虎で、歌川派の流れを汲みながらも独自のユーモアと創意を加えた作風で人気を博しました。
芳藤の代表作には、紙を切って組み立てられる立体玩具やすごろく、着せ替え人形など、教育と遊びを兼ねた「知育的」な要素を持つおもちゃ絵が多く見られます。また、災害絵や文明開化を反映した風俗画なども手がけ、時代の変化を敏感に捉えた作品を数多く残しました。 彼の作品は、江戸から明治への過渡期にあって庶民の生活や娯楽を色濃く映し出し、後のグラフィックデザインやポップカルチャーにも影響を与えたと評価されています。斬新な視点と親しみやすい表現で、現在でも国内外の研究者や収集家に注目されています。
【作品概要】
古狐妖され双六(ふるぎつね ばかされ すごろく)
歌川芳藤が明治初期に描き上げた、遊び心と神秘が交錯する「双六(すごろく)」形式のおもちゃ絵です。古くから日本人に親しまれてきた「狐に化かされる」という愉快で少し不気味な物語が、一コマ一コマに凝縮されています。人力車に乗った紳士が実は狐だったり、美しい娘が狐の尻尾を覗かせていたりと、どこを切り取っても驚きと笑いが溢れ出します。単なるゲームの盤面でなく、それは、急速に近代化が進む明治の街並みと、古き良き時代の妖しい幻想が同居した、不思議な時代の記録です。芳藤の筆致はどこまでも軽やかで、狐に化かされる人々を温かな眼差しで描き出しています。たとえ時代が変わっても、人間の愚かさや愛らしさは変わらない。そんな芳藤のメッセージが、鮮やかな色彩と共に伝わってきます。サイコロの目に従って進むたびに、江戸から続く豊かな想像力の世界へと深く迷い込んでしまうような、最高にエキサイティングな視覚の冒険がここにあります。
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歌川芳藤の明治時代の傑作『古狐妖され双六』は、狐と人間が繰り広げる滑稽な化かし合いを描いた、おもちゃ絵形式の双六です。伝統的な日本画の技法を用いつつ、現代のマンガにも通じる独創的な構成と、色彩で表現された妖怪たちの姿は、江戸の粋とユーモアを感じさせます。伝統文化の豊かさを伝えるこのグラフィックデザインは、ポップカルチャーの原点として芸術的な価値が高く、インテリアや複製画として空間に魂と彩りを与えてくれます。
【材質】
フォトマット紙0.25mm厚使用
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。