岩手の伝統漆芸「秀衡塗（ひでひらぬり）」による三段重箱です。
南部文秀堂の手によるお品で、天然漆を用いた深みのある黒漆地に、朱漆と金彩で松文様が丁寧に施されています。

秀衡塗は、平泉文化を背景に発展した格式ある漆芸で、
華やかさの中にも落ち着きがあり、古くから祝いの席や節目の設えに用いられてきました。
本品も、角に配された金彩文様と松の意匠が調和し、
お正月のお節料理や来客を迎える場にふさわしい品格を備えています。

内側は朱塗り仕上げで、料理が美しく映える実用性も兼ね備えています。
三段すべて揃っており、共箱および説明書（栞）付きです。

お正月のおせち料理にも問題なくお使いいただける、実用性のある三段重です。

サイズ

・横：約19.7cm
・高さ（三段＋蓋）：約18.7cm

※素人採寸のため多少の誤差はご了承ください。

状態

大切に保管されていたお品で、
目立つ傷や欠けは見られません。
保管に伴うごく僅かなスレはございますが、
艶もあり全体的に良好なコンディションです。

百貨店取扱品や、和の設えを大切にされる方にもおすすめできる一品です。
お正月の御節、祝いの席、または飾りとしてもお使いいただけます。
年内発送可能ですので、この機会にぜひご検討ください。