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東京の指物職人であった先代の野辺幾衛氏は終戦後にギター修理を頼まれるようになり、指物の手工技術を生かしてギター修理を手がけるようになりました。その後、ギターの需要が昇るにつれて、修理にとどまらず製作まで手がけるようになると、先に13才上の兄、野辺邦治氏がギター修理や製作に加わり、続いて弟の野辺正ニ氏も加わって、野辺一家は指物工房からクラシックギターの専門工房となりました。
野辺工房は1965年に野辺正ニ氏が独立開業してスタートし、その後、日本三大名工のひとりにまで熟練の技を磨かれました。その間、二人のご子息も野辺工房に入り現在でも伝統の技を継承されています。
野辺正二氏は、受注が多かった事もあり、一本一本ていねいに製作しつつ数を製作するタイプの製作家となりました。一般販売から個人受注まで幅広く製作されています。
出品ギターは、昭和の東京オリンピックの競技が行われている1964年に、野辺幾衛氏の工房で、正二氏が日本選手の活躍を肌で感じながら、独立直前に製作した初々しい初期のギターです。
材料トップは、杢目の詰まった美しいスプルース単板、サイドとバックは、縞目の模様が美しいローズウッド単板、ネックは、硬いマホガニー、指板は、漆黒のエボニー、ブリッジは、柾目のローズウッドのようで、ヒール接合は、ドイツ式です。スプルースとローズウッドの相乗効果により、明るく優雅で深い味わい深い音色が響きます。
製作から62年が経過した還暦ギターのため、バックに小さな割れがあり、全体的に小さなキズや打痕があったため、前オーナーが自分で塗装修繕しています。また、フレットにバリ感があり、同じように塗装修繕されており、そのまま使っていました。また、試奏用の弦が張ってありますのですぐに試奏していただけます。
音色重視で塗装修繕を気にされないギター愛好家の皆さまには、独立直前の貴重な野辺正二1964年の昭和の東京オリンピックギターをどうぞ宜しくお願いします。
全長:99.5センチ
弦長:65.5センチ
弦高:約2.8ミリ 12フレット1弦
約3.5ミリ 6弦
ナット幅:約5.0センチ
ボディ厚:約9.6センチ
当時の古いケース付
古いケースにプチプチを巻いて梱包します。
安全にお届けします。