九谷焼の名門若杉窯女流名人長谷川紀代氏の酒盃2客セットです。
長谷川紀代氏は、若杉窯の発展に貢献し九谷焼の基礎を築いた川尻屋七兵衛氏の六代目。
1940年 九谷若杉窯川尻屋七兵衛五代の末裔としてとして小松市に生れる
1959年 一水会賞受賞(一水会展陶芸部第一回展)
1962年 日展初入選
1964年 朝日陶芸展初入選
1967年 第一回女流陶芸展
九谷女流作家の草分け的存在です。
古九谷風とは、九谷焼のなかで最も早い時期に焼かれた色絵磁器、
青（緑）・黄・赤・紫・紺青の五彩が特色、絵画的に完成された大胆な構図、自由でいて繊細な線、最も九谷らしい画風です。
こちらは、その「五彩手」を用いて、女流作家ならではの感性と色使いが洗練された艶やかな酒盃です。青の酒盃は見込みの松竹梅、赤の酒盃は胴の赤絵小紋が印象的、そして見込みの口縁近くには鳳凰が羽を広げている素晴らしいデザインです。それぞれの胴の赤青のコントラストが美しく鮮やかです。縁起物の松竹梅と鳳凰、お正月にぴったりの酒盃です。
酒盃としては未使用です。ガラス棚の中にしばらく飾っていました。その後長期保管。とても綺麗で良い状態です。共箱つき。

サイズ
口径　約5.5cm　高さ　約3.5cm　　

#九谷焼
#色染付
#古九谷
#古九谷風
#絵変
#酒盃
#九谷若杉窯
#女流名人
#長谷川紀代
#五彩手
#赤絵
#小紋
#松竹梅
#鳳凰
#縁起物
#お正月