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有田焼にて商社として店を構える賞美堂 其泉窯 藍千綾福文 6寸皿2客を出品します。
賞美堂本店は、古伊万里様式から明治伊万里までの文様や意匠を現代に復刻しています。
誰もが名を聞いたことがある北大路魯山人の染付福字額皿を写した賞美堂 其泉の製作品です。この福の文字は北大路魯山人が最も愛した文字であり、料理屋時代には染付の福文字皿を1000枚作ろうとした話もあります。
北大路魯山人とは
書や篆刻、料理、陶芸といった芸術分野において才能を発揮した人物です。「食器は料理の着物」という有名な言葉をを残しています。器に料理を盛って、初めてそれは美しいひとつの作品として完結するという意味です。残された作品には乾山写しを取り入れた物などあります。
本作品は魯山人写しですが、福文字や周りに描いた呉須による線描きが相性良く全体バランスを整えています。呉須は藍、線は「千木賊」、綾は模様を織り出した美しい絹織物を意味する漢字です。「美しい」「上品」「繊細」の意味合いがあります。そして、魯山人写しの福文字です。なので、商品名は藍千綾福文となったのだと思います。
既に廃番商品であるため、製作はしていない作品です。
木賊の文様はただの線描きに見えますが、太い筆に呉須を染み込ませ真っ直ぐに引くことは最も難しい技術です。昨今、流行りの転写紙を用いたものではなく1枚1枚手描きによる作品の為、味わいがあるのも魅力的になっています。
サイズは写真の通りです。
若干の使用跡、1客に1点焼成時の焦げがありますが割れや欠けはありません。稀にみる上品な品物になります。
2客の価格です。
複数枚ご希望の方はご連絡ください。
よろしくお願いします。