現役プロドラマーが30年以上、大切に使用してきました。今ではレアなシンバルとなり、キープしておきたい気持ちがありますが、レコーディングの機会が減りましたので、手放すことになりました。

大切に使っていただける方にお譲りします。

・K Zildjian 20' RIDE（Kジルジャン、20インチ、Old、ライドシンバル）

・重量:約2500g

・ロゴの向きが、現行品とは逆で珍しいタイプ

・レイジング（溝）が現行品に比べて、深く広く、ハンマリングも丁寧で細かい

▼▼現行のKジルジャンとは、異なる印象

・柔らかく豊かな倍音、伸びやかで明るめの印象。いま流行りのジャズっぽい音色（余韻短め、渋いダークなトーン）とは少し異なります。

・当時のピーター・アースキン氏を彷彿させる、90年代初頭のジャズ・フュージョンを牽引したサウンド

・高域の伸びやかな鳴り、でもキンキンしない、優しくクリアなアタック、かつ深みのある倍音が特徴

・この時代のKジルジャンRIDEはミディアムヘヴィのウェイトだったようで、わりとしっかりした厚みと重さがあり、音量が大きめ。

これは、1980年代から90年代にかけて、ジャズ、フュージョン、ポップスを牽引するサウンド志向。

・ガンガン叩いても、素直で上品で暴れない。でも豊かな倍音が響き、音量感がある。ジャズ～フュージョン～ポップス～ワールドミュージック、あらゆるジャンルにフィットする、90年代初頭の定番ライドシンバル。逆に、今あまり無いタイプかもしれません。

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【解説】

1988年頃までのEAK(Early American K)は、いわゆるヴィンテージ物として珍重。1993年以降のKジルジャンは、一般中古としての扱い。

この商品は、その狭間の過渡期に作られた IAK(Intermediate American K) 時代のシンバルで、非常に珍しいとされ、価値が上がってきています。

【IAK時代のKジルジャンの特徴】

・ロゴの向きが逆さま

・レイジングが深く広く、ハンマリングも丁寧で細かい

・EAK時代の裏面「K」ロゴが、「ZILDJIAN」ロゴに変更になった


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