江戸末期〜明治、大正頃の和骨董磁器。
4ｌ超えとニ升を優に超えるかなり大きな
存在感のある美しい酒瓶、ずっしりと重い大特利。
花器、花瓶としてもご活用戴けます

骨董商で古伊万里とのご説明でしたが
正しい由緒や詳細は素人で不勉強不明で
画像でご判断ください。

白磁にインディゴの藍、群青…
紺碧、青の濃淡での手描きの絵付け
大胆かつスッとした染付が美しいです

牡丹、蓮、ロータスの葉、
菖蒲(あやめ、杜若、しょうぶ) …
印象的、叙情的な蟷螂(かまきり)。
上の線描は舞う蜉蝣(かげろうや蝶々)や
大の字に見え、線状の葉にも感じます

旧き良き時代の日本では家の酒をきらすと
こういった一升瓶を酒屋/酒店や酒元、
酒造、酒蔵店に持参し
お酒を注いで貰って帰宅したそう。
実際に掴み易く持ち易いです。
古い時代の生活、営みの情景
風物詩が懐かしく浮かんできます

骨董として見かける中でもかなり大瓶大型
モチーフ数も多く珍しいかも

形状もとても美しく、心に入ってきます。
胴から腰はぽってり、どっしりとした丸み
首はすっきりと端正な曲線を持ち
程よい膨らみを持つ口縁が引き締めます。
高台も綺麗

此方は白磁の地色や質感も非常に美しく
ほんのり青みを持つ白、アイボリー色。
陶土も肌理が細かく魅力的な表情を見せ
惹きつけられます。
釉薬が美しい艶と輝きを放っています


下記は素人計測の為、誤差をご容赦ください。

高さ32〜32.5㎝程
目視幅20㎝弱
円周最大約62㎝
口径外径4.6㎝＆内径3.5㎝
底部直径10.5㎝
約1.6㎏

表面に製作時からの小さな土の突起、小孔、窪みが有り
それらに溜まったセピアの着色が漂わせる時の重なり

薄く浅い小傷が表面に複数有りますが
大傷やヒビや割れ、欠け、目立つ汚れの無い良い状態。
極力清潔にと洗浄致しました

淡い水色や淡黄淡茶が混ざり合う
口作り内の色や風情も美しく感じます

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