✳︎三角だるま（越後だるま）×6個
✳︎種類：土人形
✳︎サイズ
（1個）高さ（約）7.5㎝、重量（約）15ｇ
約半世紀前の経年の割に美品です。
✳︎販売元：新潟県新潟市中央区古町通6 泉屋
✳︎製造：昭和期
✳︎備考：元箱付き　※バラ売り、お値引き不可

新潟を代表する民芸品　「三角だるま」は郷土色豊かな伝統的は新潟の起上がり小法師の一つです。

　こちらの小寸三角だるまは、昭和の昔に泉屋の成川氏が制作した5色の「越後だるま」です。（※昭和30年〜60年代まで製造その後、廃業）

かつては、県内各地で生産され市（いち）や縁日などで縁起物として販売されていたそうです。三角だるまは今と違って、この縁起物の玩具は、越後地方で広く制作されていました。

　とんがり頭を指ではじけば首をふりふり起き上がりいかなる困難にも耐えて起き上がるという力強さが込められています。

重し部分は粘土、三角筒部は和紙でできていて胡粉で手描きによる彩色の飄逸味のある表情に心癒されます。

　この玩具の歴史は古く19世紀初頭の文化年間に伏見人形の流れを汲んで三角の起き上がり小法師というものは180年以上前からありました。

阿倍野市の鳩屋の6代目今井徳四郎氏によって現在の「三角だるま」の形が完成されました。

　戦争で制作が一時中断されていましたが、戦後昭和31年には郷土玩具研究家や地元から復活を望む声が上がり制作を当時の水原町の力強い支援を受けて再開した、この時期に年賀はがきの意匠になったことで　「三角だるま」は全国的にも有名になりました。

三角だるまは、現在も新潟県に一軒残る今井人形や・鳩屋で今井マス子さんの跡を継ぎ、息子である今井和博さんが八代目として三角だるまが作られています。

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