ライカ Mマウント用交換レンズ
Leica Summicron-M 90mm F2（3rd /ブラッククローム）

【商品の紹介】
クラシカルな描写を残す球面設計の最終型、3rd。
その中でも本個体は、LEITZ銘の初期ロットです。
ほとんど使用感がなく、デッドストックに近い美品で、この時期としては非常に貴重なコンディションです。
純正前後キャップ付きで、コレクション用にもおすすめです。

【商品の状態】
光学：未使用に近いクリアさ。
逆光を入れたレンズ内部の写真でも透明度がしっかり確認できます。曇り・カビ・バルサム切れ等は一切なく、年代を考えると抜群の光学状態です。

外観：スレ・キズなどは確認できず、新品に近いコンディション。マウント面も真っさらで、ブラッククロームの質感も非常に良好です。

動作：ヘリコイドは滑らかに回転し、絞り羽根は油浮きなく動作もスムーズです。

【付属品】
・純正フロントキャップ（14289）
・純正リアキャップ（14269）


【コメント】
M型ライカの望遠レンズの魅力は、デザインにあると思っています。
古くはヘクトール、タンバールから、最近のズミクロン、エルマリートまで。
とにかく美しいプロポーション、ディテール、そして重量感。

やはり望遠ならではの「大きさ」それ自体に、魅力の核心があると思います。
程よい大きさによってこそ表現できる、プロポーションと重量感。
単純に持っていて心地よいのです。
シンプルにモノとして魅力的で、それが理由でコレクションしてしまうところがあります。

このズミクロン90mmもまさにそんな一本。
各パーツの比率、佇まい、そして吸い込まれそうに大きなガラス。
シンプルにモノとして美しい一本です。

写りもその感性を引き継いでいて、品があり、解像もしっかりとしていて、なおかつ球面らしい穏やかさ。
まさにライカレンズの醍醐味ここにあり、という感じです。

一本は持っておきたいライカの望遠レンズであり、そして一本持つと何本も集めたくなる不思議な魅力。

改めてライカの望遠レンズ群に着目してみると、メインストリームである標準や広角とはまた違った、味わい深い世界に引き込まれていくことでしょう。

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